マンションの規模・戸数に合わせた管理を選択するのが大切
マンションの管理をどのように行うと良いのか?それは、マンションの規模、戸数に合わせた規模で行うのが大切です。規模に合わないマンションの管理を行うと、管理費が膨大になるので、管理費が赤字になるので注意が必要です。
マンションの規模は、どう分類するのか?
マンションの規模は、
- 小規模
- 中規模
- 大規模・超高層・タワーマンション
に分類することができます。
実際に、大規模なので、○戸以上といった定義はありませんが、ここでは、規模に合わせたマンションの管理の大切さを知るために、小規模、中規模、大規模と分類しています。
小規模のマンションとは?
小規模のマンションとは、50戸未満のマンションで、単棟型と言われ、同一階が共用廊下でつながっているマンションです。
中規模のマンションとは?
中規模のマンションは、50戸から200戸未満で、団地型と言われ、同じ敷地内に複数棟あるマンションです。
大規模・超高層・タワーマンションのマンションとは?
大規模マンションは、200戸以上で、超高層、タワーマンションは、15階以上か60m超です。複合用途型となっており、住宅と店舗などが複数の用途で使われています。
規模に応じたマンションの管理が大切な事例
例えば、マンションの管理人を週に5日、9時~17時までの常駐で雇った場合は、人件費が年間で400万円をこえるとします。
もしも400万円の人件費を毎年支払うと考えた場合、
- 小規模(50戸)
- 中規模(100戸)
- 大規模(200戸)
といった戸数とします。
すると、一戸当たりの1年の費用は、
- 小規模:8万円/年
- 中規模:4万円/年
- 大規模:2万円/年
といった感じで、一戸当たりでの負担額がかなり変わってくることがわかります。
マンションの規模による一戸当たりの負担をか考える
50戸のマンションの場合、中規模や大規模のマンションと比べて、一戸当たりのマンションの負担額が変わってきます。
どれくらいのサービスが適正化は、それぞれのマンションの考え方になると思いますが、一般的に、同じサービスでもサービスの内容によっては、戸数当たりの費用が高くなります。
上記の管理人の常駐させるのは、50戸のマンションの場合は、費用を減らすためには、13時~17時と、時間を短くして、管理費用を抑えるなどの工夫を行うといいです。
複合型のマンションは、それ独自の対策も大切
最近では、複合型のマンションとして、住宅と店舗が併設されているマンションの場合、スーパーやフィットネスジムなどの店舗の運営がうまくいっている時は問題になりませんが、倒産した場合は、その開いたスペースの管理が不能になる可能性があります。
その為、住宅と店舗が入っているマンションの場合は、住宅用の管理組合、店舗用の管理組合以外にも、全体の管理組合も作成しておき、費用の負担割合、管理方法など、全体で話し合い規約を作っておくのも大切です。