マンション管理規約の見直しが大切
新築のマンションに入居する時には、マンションの管理規約、管理細則が渡されます。これは、国土交通省のマンション標準管理規約を元に作られており、売買契約時に購入者全員に承諾を得ています。
しかし、実態は、販売会社の人が、管理規約については、シッカリと説明は出来ていないのが現実です。これは、販売会社だけが問題ではなく、買主の方も、意識して理解しようとしておらず、詳しい説明を求めていないので、シッカリと管理規約を理解できている人は、ほとんどいないのではないかと思います。
管理規約の注意して見るべき点とは?
マンションの管理規約は、初期に作られてモノというのは、販売会社、管理会社が利益が得やすいようになっている場合があります。
その為、数年先、数十年先になると後悔することになる可能性があります。
どのように管理規約を見直すと良いのか?
実際に、管理規約を見直す時には、自分のマンションの管理規約と、国土交通省が作成している標準管理規約を見比べると良いです。
国土交通省が作った標準管理規約は、より良いマンションの管理ができるようにと作ったものです。この為、標準管理規約の内容をチェックしつつ、1つ1つ項目を確認し、本当に、その条文が必要なのか?条文の内容は変更した方がいいのではないのか?この条文はいらないのではないか?
色々と条文の変更は、1つ1つチェックして、総会の議案として提案していく必要があります。
長期修繕計画、管理費は要チェック
長期修繕計画や管理費などは、新築マンションの場合は、販売時に費用が少なくて良いように見せるように工夫していることが多いです。
しかし、例えば、実際に設定されている長期修繕計画のための、修繕積立金は、当初は、低すぎるぐらいに抑えられていることが多いです。
その為、新築マンションを購入する時は、安くでいいのだと思ってしまいがちですが、その後、実際に、長期修繕を行うときになると、費用が足りなくなる可能性が大きくなるので注意しましょう。
まずは、長期修繕計画と修繕積立金の関係についてみっちりと調査して、現状で問題がないのか?といった点は、チェックしてみると良いです。
ここで問題があることが分かると、他の管理規約の内容も気になり自然とチェックしたくなると思います。
また、チェックするのが面倒だと思っている場合は、まずは、「当初の修繕積立金 注意」などでインターネットで検索して、あなたなりの情報収集をしてみると良いと思います。